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甲賀幻妖斎

  • Author:甲賀幻妖斎
  • 工学部出身ですが、社会に出ると技術系の知識よりも
    社会科学の知識が必要とされることを痛感。
    組織と人間、それを取り巻く社会の関係について考えています。
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望山馳死馬。
社会、組織、人間のかかわりについて考えています。 主に、読んだ本や映画のメモです。
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P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第3章(1)
経済人の終わり

”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

第3章 魔物たちの再来
1 世界大戦と大恐慌が明らかにしたもの
p62より
資本主義と社会主義の崩壊は、あの世界大戦と大恐慌を通じて、人間一人ひとりの実体験となった。
これらの二つの破局が、既存の社会、信条、価値観を不変のものとして受け入れてきた日常を粉々にした。突然、社会の表層の下にある空洞をさらけ出した。ヨーロッパの大衆は初めて、社会が合理の力ではなく、目に見えない不合理の魔物によって支配されていることを知った。

p64より
これらのことが起こったのは、戦争や恐慌に特有の何かがあったからではない。それは、社会の基盤に対する信頼が崩れたためだった。たしかに、人間の存在と、戦争や恐慌をもたらす社会とは調和しえない。そして、もちろん近代戦争に関するかぎり、戦争はつねに悪である。
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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

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