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甲賀幻妖斎

  • Author:甲賀幻妖斎
  • 工学部出身ですが、社会に出ると技術系の知識よりも
    社会科学の知識が必要とされることを痛感。
    組織と人間、それを取り巻く社会の関係について考えています。
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望山馳死馬。
社会、組織、人間のかかわりについて考えています。 主に、読んだ本や映画のメモです。
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P・F・ドラッカー;ネクスト・ソサエティ、第3部 第4章
next society

”P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳);ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる”

第4章 資本主義を越えて
p203~p204
私が支持しているのは資本主義ではなく自由市場主義経済である。うまく機能していないが、他のものよりはましである。資本主義に対しては重大な疑念を抱いている。経済を最重要視し偶像化している。あまりに一元的である。
たとえば、私はアメリカの経営者に対し、所得格差を20倍以上にするなと何度も言ってきた。これを越えると、憤りとしらけが蔓延する。私は1930年代に、あまりの不平等が絶望を招き、ファシズム全体主義に力を与えることを心配していた。残念なことに、心配は当たった。
経営陣が大金を懐に入れつつ大量のレイオフを行なうことは、社会的にも道義的にも許されない。そのような行為が一般社員にもたらす憤りとしらけは、必ず高いつけとなって返ってくる。
人間として生きるということの意味は、資本主義の金銭的な計算では表せない。金銭などという近視眼的な考えが、生活と人生の全局面を支配することがあってはならない。

p205~p206
このような市場の種類や変化に関わる問題に加えて、市場経済理論には均衡を前提とするという欠陥がある。イノベーションどころか変化さえ扱えない。1911年にシュンペーターが明らかにしたように、経済活動の現実は創造的破壊による動的な不均衡である。
今日の理論では市場で起こっていることを説明できない。そもそも市場が予測可能なシステムではない。本質的に不安定なシステムである。不安定である以上、何者といえども自らの行動基盤を既存の市場に置くことはできない。人間行動を説明すべき理論としてはかなり深刻な問題である。

p208より
これからは、2つのセクターではなく3つのセクターが必要である。政府と企業に加えて市民セクター、あるいは第三セクターと呼ばれるもの、すなわちNPO(NGO)が必要である。

p209より
利益に関心をもつだけの市場には、社会の面倒を見ることに関心も能力もない。

p217より
日本の産業すべてが効率的で競争力をもつとの説は、まったくのまちがいである。国際競争にさらされている部分は、先進国のなかでもっとも少ない。自動車と電子機器の二つの産業が中心である。全体の約8%にすぎない。したがって、日本にはグローバル経済の経験がほとんどない。産業のほとんどが保護されたままであり、おそろしく非効率である。

p221より
危機にあって自由化を望むのは無理である。アジアに限ってのことではない。自由化は長期的には経済の発展につながるが、短期的には混乱をもたらす。
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