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甲賀幻妖斎

  • Author:甲賀幻妖斎
  • 工学部出身ですが、社会に出ると技術系の知識よりも
    社会科学の知識が必要とされることを痛感。
    組織と人間、それを取り巻く社会の関係について考えています。
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望山馳死馬。
社会、組織、人間のかかわりについて考えています。 主に、読んだ本や映画のメモです。
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【読了】ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
”ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ”

この本はすごいわ、マジで。
ギュンター ヴァルラフさんは本物のジャーナリストですね。
久しぶりに読んでいて重い気持ちになりました。
ドイツ人のトルコ人に対する強烈な差別意識、”神の前の平等”がいかにインチキであるか、資本主義社会の現実を読者につきつけ、”ドイツの反映が実は移民によって成り立っていること”、”人間の尊厳とは?”を問いかけています。
本当にすごいジャーナリストです。まいった。
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テーマ:本の紹介 - ジャンル:学問・文化・芸術

【読書中】ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
”ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ”

p90より
アリの洗礼希望は全くの例外であるにもかかわらず、満ち足り飽食し、ひとりよがりな”キリスト者”社会の共同体管轄教区に、アリがいることはどんなことがあっても、我慢がならないらしい。トルコ人たちが、学校や郊外や駅などにたむろしているのを耐えるだけで、もう沢山、なのだ。せめてこの国の教会だけでも-ガラ空きではあるが-トルコ人抜きの清潔な状態に保つべき、と考えているのだ。
【読書中】ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
”ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ”

ドラッカーは”経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”において、

p205より
その原因は、まさにドイツのユダヤ人とドイツ人のブルジョア中流階級との間に、いかなる相違も対立も違和感もなくなってしまっていたところにある。ナチズムは、ユダヤ人が異物であるがゆえに迫害しているのではない。逆に、ほとんど完全に同化し、ユダヤ人でなくなっているがゆえに迫害する。

と述べていますが、”最底辺”を読むかぎり、やはりドイツ人は”ユダヤ人やトルコ人を自分達とは別だという意識(選民意識)”があると思いますね。
完全に同化しているのは社会が安定している時にだけ表面的、政治的に言われることであって、心の中では排除しているのだと思います。だからこそ、”ブルジョア資本主義の化身としてのユダヤ人”にされたのではないでしょうか?
特に、著者がトルコ人に変装して、イスラム教からキリスト教への改宗を願い出るところは、理屈じゃないんだなと思います。この本はすごい!

テーマ:読書メモ - ジャンル:学問・文化・芸術

【読書中】ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
”ギュンター ヴァルラフ;最底辺―トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ”

p42より
米国の陸軍対象エイブラムズは、マクドナルドこそそうあるべき国民本来の学校だ、と言っている。「若い者にとって、マクドナルドで働くことは、とてもいい薬になる。マクドナルドは能率的な人間に、仕立て上げるからだ。ハンバーガーの見た目がちゃんとしていなければ、それを調理したヤツはすぐ解雇される。このシステムは、我が軍が熱心に見習うべきである、音もせず故障もなく作動中の機械装置のようだ。」

テーマ:読書メモ - ジャンル:学問・文化・芸術



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