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甲賀幻妖斎

  • Author:甲賀幻妖斎
  • 工学部出身ですが、社会に出ると技術系の知識よりも
    社会科学の知識が必要とされることを痛感。
    組織と人間、それを取り巻く社会の関係について考えています。
    ”Top Page” に戻る。

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望山馳死馬。
社会、組織、人間のかかわりについて考えています。 主に、読んだ本や映画のメモです。
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”関東軍―在満陸軍の独走”読了。
関東軍

”関東軍―在満陸軍の独走 講談社学術文庫”

この本を組織論の立場から見るとなかなか面白いです。

p171~172
こうして、一師団長の独断によって引き起こされた戦闘は、何らの成果をあげないどころか、師団全体の20%以上の兵力を失うという結果を残して終結した。しかも、師団長の責任はまったく追及されることなく、また積極論を展開した少壮参謀たちの責任も追及されなかった。その結果は、敗戦を敗戦として自覚することを妨げ、ソ連極東軍の強力な戦力、とくにその物的な力についての正確な評価さえも行われないこととなったのである。

責任が明確になされない場合、組織は腐っていきますね。
これが日本社会の風土なのかどうか、普遍的なものなのかは、まだ分かりません。
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”中央”と”現場”の問題意識の捉え方の差異について
中央が、現場サイドの意見を真摯に受け止め解決しようとしない場合に引き起こされる事例として、
”関東軍―在満陸軍の独走 講談社学術文庫”の以下の記述は本当に参考になります。
関東軍

p160より
満州国の国防を一手に引き受ける関東軍には、”現地”の駐箚軍として、中央の政府・陸軍省・参謀本部の情勢判断が、ややもすればなまぬるいものと感じられた。そしてその過剰なまでの責任意識、対ソ危機感が、満州国を築いた自信や実力とあいまって、時に中央との対立関係を起こさせることとなった。

まあ対立だけならともかく、この対立が長引けば長引くほど、結局は現場サイドの腐敗をもたらし、組織として機能しなくなってくる(末期的症状)わけです。普遍的現象です。
”関東軍―在満陸軍の独走”を読んでいます。
関東軍

”関東軍―在満陸軍の独走 講談社学術文庫”

官僚制について、ちょっと勉強してみようと思い、
ウェーバーを読んでいるのですが、
”もしかしたらウェーバーの描く官僚制と日本の官僚制は違うのでは?”
という疑念が自分の生じてきています。
で、それの補足として”関東軍”を読んでいます。
前々から日本の近代史には興味があったのですが、
あまり手を出さなかった分野なので新鮮です。

以下、メモ。
p83より
元来陸軍には、明治33年(1900年)の義和団事件鎮圧を目的とする中国出兵のときから、国外出兵の場合は閣議での経費支出の承認と、奉勅命令の伝宣を必要とするという慣例があった。だが一方『陣中要務令』では、日本陸軍は上、軍司令官より、下、一兵にいたるまで、独断専行、機宜に応ずるための修養訓練が極度に要求され、いたずらに命令が下るのを待って機を失するようなものは天皇の統率する軍隊の列に加えることができない、と教えている。そして、この矛盾する両者をどのように使い分けるかについては、陸軍部内でもはっきりした解答を持たなかったようである。

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