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甲賀幻妖斎

  • Author:甲賀幻妖斎
  • 工学部出身ですが、社会に出ると技術系の知識よりも
    社会科学の知識が必要とされることを痛感。
    組織と人間、それを取り巻く社会の関係について考えています。
    ”Top Page” に戻る。

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望山馳死馬。
社会、組織、人間のかかわりについて考えています。 主に、読んだ本や映画のメモです。
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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第8章(5)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p257より
われわれは、直ちに第三の道を見つけなければならない。現在の経済社会の基礎を前提にしつつ、新しい自由で平等な脱経済社会を見つけ、発展させなければならない。

p258より
いずれにしても軍事力は、世の常として、来るべき戦争ではなく、この前の戦争に備えてします。このことは、経済学者がつねにこの前の不況に備え、株の投機を行う者がこの前のブーム時に人気のあった株を買うように、過去の経験の他に頼るもののない仕事では止むをえないことかもしれない。
しかし、少なくともこのような認識は必要である。この認識さえあれば、全体主義を真似、軍事的要請を超えた社会的要請に基づいて軍事体制化を推進することに対しては、疑念が生ずるはずである。
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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第8章(4)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

3 新しい社会
p256より
そのように決定的に重要な意味をもつ戦争というものは、昔から、たとえ戦場では弱くとも、精神的、社会的に強いものが勝つことになっている。

p256より
もし、次の戦争において全体主義が勝つならば、ヨーロッパは、その秩序が完全に崩壊した13世紀や16世紀に匹敵する暗黒と絶望の時代に入る。しかし、いつかは全体主義は崩壊し、その暗黒のなかから、やがて自由と平等に基づく新しい秩序が現れる。

テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第8章(3)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p254より
たしかに、彼らとその部下、支持者は、優秀なナチス党員である。しかし彼らは、ナチズムにおける民族主義的、人種的信条よりも、脱経済社会と全体主義世界革命の実現をより重視している。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第8章(2)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p243より
両国にとって真の敵は、今日でも自由の理念を維持し、経済に社会の基盤を置いている西ヨーロッパ諸国である。両国が否定し、拒否し、闘っている残骸を守ってくれる民主主義諸国である。

p248より
社会的、政治的な全体主義社会は、経済的にも全体主義たらざるをえない。たとえわずかなりとも、統制を緩めることや、非経済目的の従属に例外を認めることは、全体主義社会そのものにひびを入れ、危機を招く。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第8章(1)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

第8章 未来
1 独ソ開戦への期待
p238より
一人ひとりの人間の自由と平等の実現を目指す新しい脱経済社会を生み出さないかぎり、西ヨーロッパの民主主義の下にある国自身が、全体主義に陥る恐れさえある。

2 独ソの利害
p242より
マルクス主義による自由と平等の実現という信条が完全に崩れた結果、すでにソ連は、自由と平等が存在しない完全否定の社会、全体主義の社会、悪しき脱経済社会への道を歩んでいる。それはドイツと同じ道である。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第7章(9)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p231~232
純粋否定の福音ではなく肯定の信条をもたらし、意味のない犠牲ではなく人生の意義と社会の意味をもたらし、人間の実存の否定ではなく人間の尊厳と価値をもたらしてくれる新しい秩序が到来するならば、全体主義は、いかに自らの力を強化しようとも、防禦することはできない。

p235より
得られぬ自由と平等を追求する努力は、西洋の歴史の原動力である。その過程において、追い求める社会が高次の領域へ移行したか、逆に低次の領域へ移行したかは、別の問題である。しかし、そのような西洋に特有の原動力と救世の精神が、西洋の文明を動かしてきたことは間違いない。その間、他の文明はすべて静的だった。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第7章(8)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p228より
全体主義の指導者原理は、政治理念にかかわる問題の解決にも失敗せざるをえない。それが全体主義の矛盾を解決できるのは、知的、精神的緊張が増大しつつある間だけである。
人間は、信仰回復運動のような緊張の中で生きつづけることはできない。ところが、全体主義の維持のためには、そのような緊張の持続が不可欠である。

p230より
オーストリアで瞬間的に生まれたナチズムの代わるべきものの夢が、ヒトラーの侵略によって打ち破られるや、全体主義への信仰が直ちに息を吹き返した。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第7章(7)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

6 指導者原理
p224~p225
全体主義において、指導者が人間であるのは、その肉体だけである。指導者は、精神の世界において、人間の本質としての脆弱性、倫理性、社会性を越えた存在である。彼らはつねに正しい。無謬である。指導者の意思が善と悪を規定する。指導者の地位は、社会の外にあって、社会を超える。社会の規範を超越する。

p226より
ヒトラーの無謬性やムッソリーニの無謬性が、そもそも神秘主義の教義である。これを信ずることでしか、世界と社会を合理の存在とし、耐えうるものとすることはできない。なぜならば、これを信ずることによってのみ、全体主義に対する信仰が可能となるからである。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第7章(6)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

p216より
ファシズムは、組織の名のもとに個人のあらゆる自由を抹殺し、既存のあらゆるコミュニティー、社会的有機体を破壊する。

p219より
自らを目的化し、かつ正当化する完全に集権化された組織は、計画書を聖とする。そこで、計画書が失敗すれば、すべてが失敗する。

p224より
幻想であることを知りながら、それを信じなければならないことの矛盾を解くことは、いかなる人間にも、いかなる組織にもできない。
全体主義には神は存在しない。しかし、全体主義は自らの矛盾を解くために、悪魔、超人、魔術師を必要とする。ここにおいて、邪を正、偽を真、幻を現実、空虚を実体に変えるために、「指導者」が必要となる。

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【読書メモ】P・F・ドラッカー;経済人の終わり、第7章(5)
”P・F・ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳);経済人の終わり―全体主義はなぜ生まれたか”

5 組織がすべて
p214より
つまるところ、組織そのものが、自らを正当化する社会的秩序であるとしなければならない。社会組織の外殻はあらゆる社会実体に勝る。容器としての形態こそ、最高の社会的実体である。こうして組織が信条そのものとなる。

p215より
民主主義が全体主義に劣っているのは、平等を実現できないからではない。100万人集会を組織できず、指導者への一切歓呼を送れないからである。資本主義が全体主義経済に劣っているのは、それが恐慌をもたらすからではなく、外国為替を管理できないからである。

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